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suzuki スズキ・ジムニーが引退してしまう!!

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スズキ・ジムニーが引退した。

人気の車種なんですが、なぜか
引退!

引退の理由。

そのわけは、


道路運送車両法改正によるもので、

「横滑り防止装置」の義務付けだそうです。

この、2月からついに軽自動車の継続生産モデルも
これが、装備されていないクルマは販売が、できなくなった。

 


ジムニーについては
ディープなマニアがたくさんいて、世の中にはジムニーを知らない人がたくさんいます。

そういう人に対してもう一度現代の名車としてのジムニーを知ってもらいたいと思います。


ジムニーはジープ型の軽自動車である。

 

軽自動車だからと言ってあなどるならばそれは違う。

世界のクロカン(クロスカントリー)4WDの原点は1940年に米軍の要請で開発されたウィリス社の本家ジープである。

これに影響を受けて48年に造られたのが英国のランドローバー、その発展型がレンジローバーであり、これら先達によってジャンルが確立された後に登場したのがベンツのGクラスである。これら3台はクロカン4WDの頂点に君臨するいずれ劣らぬツワモノぞろいで、自動車としてもっとも過酷なフィールドを踏破できる能力を持っている。そしてそういう使い方をするユーザーたちに敬意を持って迎えられるだけの性能をジムニーは持っている。

 密林の吊り橋や、岩山の山肌に作られた隘路の中には、世界中の自動車の中でジムニーしか走れない場所がある。小さく軽いボディでありながら、世界屈指の踏破能力を持つクルマ。ジムニーはツワモノたちと並んで、あるいは、時に凌駕さえする世界の名車として唯一無二の存在なのだ。

 ただし、これはジムニーの一面に過ぎない。普通の人は密林にも岩山の隘路にも行かない。筆者が本当に伝えたいのは街乗りの乗用車としてのジムニーの素晴らしさである。

街乗り乗用車としてのジムニー
 ジムニーは、今時ハシゴ型の独立フレームを持つ4WDである。構造的にはトラックと同じ。2本の鋼材が前後を貫き、それにところどころ「はり」が渡されていてハシゴのような形状を持っている。余談だが、普通のクルマは、モノコック構造と言って、卵のカラのように、あるいは昆虫の外骨格のようにボディそのものがフレームになっている。

これに660ccのDOHC3気筒インタークラー付きターボエンジンを縦置きで搭載し、4WDまたはFRを切り替えて駆動する。切り替えはセンターコンソールに設けられたスイッチで行う。舗装路を日常的に使うとき、選択すべきは当然FRモードで、そうやって街中を走っていると、世界屈指の踏破性能に似つかわしくない上質な乗用車である。

 すべての動きが自然だから、もし筆者のこの記事を読んで乗ってみた人がいても、もしかしたら疑問符が点灯するかもしれない。しかし、例えば人間が自分の足で歩くとき、いちいち「おー、すげー!」と思わないように、本当に優れたクルマは、運転してすぐに驚くような濃い味付けにはなっていない。
平々凡々で普通。
その普通さこそが非凡の証である。

 

 


決して狭くはないが、昨今のミニバン型軽自動車に乗ったときのような
巨大なエアボリュームはない。

 

現実の使い勝手として
フロントウィンドーの汚れや曇りが気になるとき、手が届けばウェスで簡単に拭うことができる。
そしてその距離が近過ぎない。
ジムニーはこういう見識に満ちている。

横方向の空間に関しては軽自動車の枠に規制されて、多少の不足を感じるが、
それは法律の側の問題なので致し方ない。

 

フロントウインドーの上下高さに対する目の位置も気持ちいい。


昨今のクルマの中にはこの目の高さが上に偏り過ぎているクルマが普通に存在する。
まずは基本の「き」である空間設計が優れている

。 

これと言って変哲のないシートだが、これも疲れ知らずの良質なもの。
フロントに限って言えば非常に良い。
リヤシートは最初からないものと思った方が良い。
ハンドル、ペダルの位置関係もごく自然。
何ひとつとして違和感がない。

 


硬いか柔らかいかの2択で問われれば硬いと言わざるを得ないが、
最近の軽トールボックスに比べれば遙かにしなやかだ。

路面の継ぎ目を乗り越えたときに
上下運動を一発でひたっと吸い込むアシのしつけはすべてのクルマの見本にしたいくらいである。

 

アシについてもう1つ見事なのは、
タイヤがどう路面と接しているのかが常に手に取るように分かることだ。
マンホールの蓋はマンホールの蓋らしく、コンビニの歩道の段差はまた段差らしく、
タイヤのコンタクト状況がハンドルを通じて常にモニターできる。


気付きにくいかもしれないが、アクセルのレスポンスも素晴らしい。

素晴らしいというのはただむやみに反応が速くて大きいということではなく、
意図を正確に反映するということだ。
考えてみれば悪路で岩を乗り越えるときなどは、
岩にタイヤを当ててからジリジリと力をかけていく。

そこでレスポンスが悪ければタイヤが岩を捉える力を制御できない。
あるいは、ペダル操作に対して過剰に、
あるいは唐突にトルクが出てもうまく力がかからない。

そういうすべてが自然でレスポンスが良い。

 

 これは日常的にどういうことかと言うと、

例えば信号が変わって、先行車の発進に気付くのが遅れ、
慌ててアクセルを踏んだ場面でも、
首がガクッと持っていかれるような加速をしないということだ。

迅速でありながら急変しない確かな加速をしてくれる。


あるいは、郊外を流れに従って走っているとき、
先行車の速度変化に合わせて自車の速度を自在かつ緻密にコントロールできる。
荒れた路面で体を揺すられながらペダルを微操作することの難しさを考慮して、

スロットルの操作ストロークこそ大きいが、踏み込み量と力の出方は常に一定で、
踏めば加速して離せば減速する。
融通無碍な速度制御がまったくストレスなく行える。
ブレーキもまた自然。

踏めば踏んだだけ減速し、
緩めれば意図通りに減速度を減らせる。

 

 
制限速度内でゆっくりとコーナーを曲がっている最中、何という気持ち良さ。

 

ジムニーが特に素晴らしいのは、ミスに寛容なところだ。

下手なドライバーを模して意図的に変な運転を行う。
例えば、道路の曲がり率に対して切り始めを遅らせ、
遅れた分舵角を大きめに入れ、旋回中に増減して調整する。
本来はRをできるだけ長く取って、早期に微舵角を入れ始め、

コーナーの曲がり率に応じて一定速度で切り増していくべきだ。
舵角の急変を避け、ひいては横力の急激な高まりを防ぐことができる。
それは横Gの変化をなだらかにする操作であり、
簡単に言えばボディが揺れない運転である。

 

 しかし、ジムニーはそういうデタラメでうねうねとしたハンドル操作に対しても、
過剰な反応を見せずにボディの揺れを最小に保って走り抜けることができる。


と、ジムニーは若い女性に人気で
女性にモテたいならジムニー
進めたいぐらいのもんです。

非常に、人気のこの車が無くなってしまうのは
もったいないですが、法律に引っかかるのは
仕方ないです。

持ってる方は大事に乗りましょうね。

 

 

 

 

 

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